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SFCで発売された「ビリヤードゲーム」一覧
どことなくスタイリッシュで高級感漂う見た目からか、ややハードルが高めの「大人の趣味」というイメージを持たれがちなビリヤード。しかしながら実際はその正反対。体力や運動神経に関係なく己の頭脳とスキルで勝負出来、プレイ料金も一般的にそれほど高くはないため、老若男女問わず誰もが気軽に楽しめる室内競技なのです。
カラフルなボールが弾け飛ぶブレイクショット、するするとボールがポケットに吸い込まれていく絶妙なプレーは見ているだけでもワクワクしますし、ビデオゲームの題材としても画面映えしそうですね。⋯⋯というわけで、今回はスーパーファミコンで発売された「ビリヤードゲーム」全2タイトルをご紹介したいと思います。
- 『サイドポケット』1994年3月18日(データイースト)
- 『スーパービリヤード』1994年6月24日(イマジニア)
スーファミで発売された「ビリヤードゲーム」は2タイトル。ちょっと少ない気もするけれど、日本ではあまりメジャーではない競技だからこんなものだろうね。そういうわけで今回のコンプリート難易度は「★☆☆☆☆(星1つ)」。ただし2つともフリマサイトやネットオークションでの出品はあまり見かけないから、探すのに少し時間がかかるかもしれないよ。では個別にざっくりと解説していこう。
中古相場(※月一で更新)も載せてます。
※画像は駿河屋さんの商品ページにリンクしています。
1.原点にして完成形!『サイドポケット』
ビリヤードゲームのド定番『サイドポケット』のスーパーファミコン版移植作。シリーズの原点にして操作性、ゲームシステムともに完成度が非常に高く、初心者でも簡単な操作で「ジャンプボール」や「マッセ」といったテクニックを駆使した本格的なプレーを楽しむことが出来る。1人プレイ用の「1P Pocket Game」をはじめ、各ゲームルールで対戦プレイが楽しめる「2P Pocket Game(オリジナルルール)」「2P 9-Ball Game」、そしてプレイヤーのテクニックと頭脳が試される「Trick Game」と全4つのゲームモード用意されている。
箱説無し:500~600円 箱説有り:1800~2300円
オリジナルルールで得点を競い合う「ポケットゲーム」というゲームモードがメインだね。元がアーケードゲームだから、対戦よりもやや1人プレイ向けの内容なんだ。
昔は色んなジャンルのアーケードゲームが開発されていたんだな~。ワンコインでスコアをどんどん積み重ねていけたらカッコ良いよね。
2.大人の遊び場を完全再現『スーパービリヤード』
クラシックな「プールバー(ビリヤード設備のあるバー)」の雰囲気を味わいながら全11種類ものポケットビリヤードゲームが楽しめる、コアなビリヤードファンも納得の一本。全てのゲームがBCA(全米ビリヤード評議会)の公式ルールに基づいて作成されており、遊びを通じてゲームのルールや勝利のコツを学べるため「ビリヤード入門」にもピッタリ。
箱説無し:1000~1200円 箱説有り:2800~3300円
「9ボール」「8ボール」は『世界のアソビ大全51』でも遊べるから知ってたけど、ビリヤードには他にも色々なゲームがあるんだね。
ここまでたくさんの種類のビリヤードゲームが収録されている作品は珍しいと思うよ。まあゲーム画面はかなり地味だし、操作性にややクセがあるけどね⋯⋯。
SFCで発売された「ビリヤードゲーム」のまとめ
最後にスーパーファミコンで発売された「ビリヤードゲーム」について、ざっくりとまとめるとこんな感じです。
タイトル | 入手難易度 | 一言 |
---|---|---|
1.『サイドポケット』 | ★★☆☆☆ | 定番中の定番 |
2.『スーパービリヤード』 | ★★★☆☆ | 多人数で遊べる |
コンプリート(箱説有り)に必要な金額は⋯⋯
4600~5600円ぐらい
かなり昔のゲームだけど『世界のアソビ大全51』のビリヤードとそこまで違いを感じなかったよ。グラフィックの粗さがちょっと気になるけど、今でも十分遊べるね。
一口に「ビリヤードゲーム」と言っても「見下ろし視点」「3D視点」と大きく分けて2つのタイプがあるんだけど、『世界のアソビ大全51』にも収録されているような見下ろし視点タイプについてはアーケード版『サイドポケット』が誕生した時点でゲームシステムがほぼ完成されているから、その後は大きな進化はないんだよ。しかしこうやって比べてみると時代を感じるな~。決してクオリティが低いなんてことはない、むしろよく出来たビリヤードゲームが今では1タイトルの中の数あるミニゲームの一つに過ぎないなんて⋯⋯。『世界のアソビ大全51』おそるべし!
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まずは一覧をどうぞ。