ざっくり解説:「つっぱり大相撲~立身出世編~」とは
ファミコン初の相撲ゲームとして知られる「つっぱり大相撲」に続くシリーズ第2弾として、テクモより発売された大相撲対戦ゲーム。サブタイトルに「立身出世編」とあるが、ゲーム内容は前作「つっぱり大相撲」とほぼ変わらず。ゲームモードは2本立てで、前頭十三枚目から始まり勝ち星をかさねて横綱での連続優勝を目指す「しょうしん」モード、2Pもしくはコンピューターと対戦が出来る「たいせん」モードと、非常にシンプルな構成となっている。
また本作には、ファミコン版にはないオリジナル要素として隠しキャラの「女の子力士」が登場しており、タイトル画面で特定のコマンドを入力することで「しょうしん」「たいせん」の両モードでキャラが使用可能となる裏技が用意されている。この「コマンド入力の裏技によって隠し要素を解放する」という手法は当時よく用いられており、ファミコン時代から続いていた「裏技ブーム」の影響を受けてのものであった。
「吊り」「投げ」「いなし」といった相撲技を簡単に繰り出せる遊びやすさ。それらの技を組み合わせて「ぶんぶん投げ」「はりけつ」そしてお馴染みの「もろだし」といった、実際の相撲にはない必殺技で勝負を決められるハチャメチャな面白さ。そして、親しみやすいコミカルな演出とキャラクターデザイン。前作の良さはそのままにスーパーファミコンの鮮やかなグラフィックで蘇った、まさしくこれぞ「つっぱり大相撲」と言える一本となっている。
- メーカー:テクモ
- ジャンル:スポーツ
- プレイ人数:1~2人
- リリース日:1993年3月26日
中古相場
箱説無し:400~600円 箱説有り:2100~2300円
スーファミの相撲ゲームの中で一番高いワン!2000円以下で見つけられたなら、かなりお買い得だワン!
関連作品
ファミリーコンピュータ(FC)
- 「つっぱり大相撲」1987年9月18日発売
PCエンジン(PCE Hu)
- 「つっぱり大相撲 平成版」1993年2月19日発売
Wii
- 「つっぱり大相撲 Wii部屋」2009年4月14日発売
スーパーファミコンの「相撲ゲーム」についてのまとめ記事
「つっぱり大相撲~立身出世編~」の裏技
「しょうしん」モードで女の子力士が使用出来る裏技
- タイトル画面で「AXAXRLRL」とボタンを順に入力する。
- タイトル画面内の力士が4人から8人に増えたことが確認出来たら、「しょうしん」モードで女の子力士が選択出来るようになっている。
「たいせん」モードで全員が女の子力士の「花風部屋」が使用出来る裏技
- タイトル画面で「LRLRXAXA」とボタンを順に入力する。
- タイトル画面内の力士が4人から6人に増えたことが確認出来たら、「たいせん」モードで全員が女の子力士の「花風部屋」が選択出来るようになっている。
「おんがく場所」モードでゲームBGMを聴ける裏技
タイトル画面で「LRXA」を同時押しすると「おんがく場所」モードになり、ゲーム内BGMを選んで聴くことが出来る。
「もろだし」の決め方
まず「押し(十字キー相手方向+Bボタン)」を2回、次に「つっぱり(Yボタン)」を1回当て、最後に「吊り(十字キー上+Yボタン)」を決めると相手力士のまわしが外れる「もろだし」で勝ちとなる。「もろだし」を女の子力士が受けるとまわしは外れず、上半身がはだける「もろみせ」となる。
※当サイトにおいてゲームの「裏技」とは「特定のテキストやコマンドの入力」「バグを使用した技」などを指しており、通常プレイで再現可能な「小ネタ」「隠し要素」などに該当するものは含んでおりません。
なにかと他の相撲ゲームとは一線を画す内容のため「バカゲー」としても名高い「つっぱり大相撲」ですが、実はスーパーファミコンでも発売されていたのです。子どもの頃によく遊んでいた友達の家にこのゲームがあって、よく「もろだし」をかけ合って遊んでたっけ・・・。ちなみに裏技でコマンド入力すると女性力士を使えるようになるのですが、隠しキャラのためか男性力士より断然強くて使いやすいです。なのでよく女性力士を使っていた記憶があります。そして「もろだし」をかけられると・・・あ~れ~。