大相撲魂【さぼろーの今更ゲームアーカイブ SFC編 Vol.29】

ざっくり解説:「大相撲魂」とは

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「大相撲魂(スピリット)」は1992年12月11日にタカラから発売された対戦アクションゲームで、スーパーファミコン用ソフトとしては初となる「相撲(また大相撲)」を題材としたゲーム作品。オリジナルの力士を作成して横綱を目指す「目指せ!横綱」モード、稽古場で勝ち抜き戦を行う「勝ち抜き大相撲」モード、5人の力士を選抜して戦う「部屋別対抗戦」モードの3つのゲームモードを、まるでテレビの大相撲中継を切り抜いたかのような臨場感溢れるゲーム画面で楽しむことが出来る。

取組(相撲の試合)中に表示される「体力」「気合」「安定度」の3つのメーターは、自分が技を繰り出す時、もしくは相手の技を受けた時に値が消費され、このうちのどれか一つでも対戦相手より低くなると相手の技がかかりやすくなってしまう。そのため勝つためには効果的な技を覚えるだけでなく、メーターの残り数値と対戦相手の出方に気を配り「攻め時と守り時を見極める」テクニックが必要となる点が、過去の相撲ゲームとは大きく異なっていた。

大相撲の所作を細かく描写した躍動感あるグラフィック、表現力豊かなサウンド、そして進化したコントローラーを余すことなく使用する20種類以上もの多彩な技の数々。当時の最新機種であるスーパーファミコンのハード性能を存分に活かし、可能な限り大相撲の魅力を引き出した本作は、まさにファンが待ち望んだ「新時代の相撲ゲーム」であった。

さぼろー

ボタン連打でゴリ押せたファミコン時代の相撲ゲームとは違い、スタミナの管理や技を出すタイミングの見極めなど「考えて戦う」ことが重要になっています。そうしたゲーム性を理解した上で思い通りの試合運びが出来るようになってくると、相撲ならではの「駆け引きの面白さ」にじわじわとハマってくるでしょう。そして個人的には本作の「疾走感のある和風なBGM」が一番のお気に入りポイント。大相撲の雰囲気にピッタリで、対戦を盛り上げてくれます!

大相撲魂
  • メーカー:タカラ
  • ジャンル:スポーツ
  • プレイ人数:1~2人
  • リリース日:1992年12月11日

中古相場

箱説無し:300~400円 箱説有り:1500~1800円

ぽちろー

箱説有りで状態が良いものだと、1000円以下ではまず手に入らないワン。FCやSFCなどの紙箱がこの先どんどん減っていくことを考えると、多少高めでも早めに押さえておく方が良さそうだワン。

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「大相撲魂」の裏技

裏技情報はありません。

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