ざっくり解説:「磯釣り 離島篇」とは
ぬし釣りシリーズでお馴染みパック・イン・ビデオから発売されたフィッシング・シミュレーションゲーム。伊豆諸島北部の大島、利島、鵜度根島、新島、式根島、神津島、銭洲の荒磯を舞台に、投げ込み釣りやルアー釣りなど5種類の釣りを楽しむことが出来る。
本作では「リールを巻く(Aボタン)」と「竿をあおる(Bボタン)」を交互に繰り返すポンピングを行い、少しずつ魚を引き寄せるシステムを採用。一匹一匹とのファイトがより激しくなって長時間化したことにより、同社から発売されている他の釣りゲーム作品と比較し、より「魚とのファイト」に特化した仕上がりとなっている。
登場する魚はイシダイ、クエ、シマアジ、ヒラマサなど全20種類。数は多くはないものの、それぞれ食いつき方や引きの強さに違いがあり、種類ごとの個性がしっかりと反映されている。
- メーカー:パック・イン・ビデオ
- ジャンル:フィッシング
- プレイ人数:1人
- リリース日:1996年1月19日
ざっくり解説:遊び方
下田港を出発し、舩を操作して全体マップ上の7つの島から一つを選択。続けて島マップ、空撮画面とそれぞれウキのマークで表示されたポイントまで船を動かし、釣り場に辿り着くと釣りを始められる。一度島を選択すると一日(6~15時)が終わるまで他の島へは移動出来ず、15時を迎えた時点でエンディングとなる。
ゲームシステム
操作方法(釣り場)
Aボタン(キャスティング):ボタンを押す長さで飛距離を調整出来る。キャスティング中に十字キーの左右で方向を変えられる。キャスティング時に魚影が見られなければ、設定中の釣り方やエサで釣れる魚は釣り場内にいない。
Bボタン(戻る):一画面前に戻る。島内で釣り場を移動したい時やビデオを終了したい時に使用する。
Yボタン(ビデオ):設定中の釣り方のお手本が観られる。
Xボタン(釣り方の変更):投げ込み釣り、ルアー釣り、生きエサ釣り、カゴ釣り、フカセ釣りの5つの釣り方から選択出来る。Xボタンを押し十字キーの左右で釣り方を、上下でそれぞれの釣り方に対応したエサやルアーを変更出来る。
Lボタン:「島別釣果一覧画面」を開く。
Rボタン:「魚種別釣果一覧」画面を開く。
操作方法(釣り上げ方)
Aボタン:リールを巻く。
Bボタン:竿をあおる。
ポンピング:魚がエサに食いついたら素早くBボタンで合わせ、ポンピング(A、B交互押し)で釣り上げる。弛んだ糸をAボタンで巻き取り、糸が張ったらBボタンで魚を引き寄せる。引いたらBボタンを放し、またAボタンで糸を巻き取る。これを繰り返し少しずつ魚を引き寄せる。
魚が暴れた時:魚が暴れだしたらボタンを放し、泳がせておとなしくなるまで待つ。この時Aボタンで魚が逃げるスピードを遅らせることが出来る。魚が止まったらBボタンで竿をあおり、再度ポンピングを行う。
「磯釣り 離島篇」 の裏技
情報なし。
中古相場
箱説無し:300~500円 箱説有り:1000~1500円
関連作品
ファミリーコンピュータ(FC)
- 「川のぬし釣り」1990年8月10日発売
PCエンジン(PCE CD-R2 / SCD-R2)
- 「川のぬし釣り 自然派」1992年3月27日発売
ゲームボーイ(GB / GBC)
スーパーファミコン(SFC)
食いつかせるのも一苦労、釣り上げるのも一苦労・・・。同社から発売されている数多くの釣りゲーム作品の中でも屈指の高難易度です。また本作には明確なクリア目標は設定されておらず、ストーリーなども特にありません。釣れた魚の大きさや一日の釣果を只管記録するだけのごくごくシンプルな内容のため、ファン以外は取っ付きにくいかもしれません・・・。釣りゲームを極めたい人は是非!