シムシティ2000【さぼろーの今更ゲームアーカイブ SFC編 Vol.25】

ざっくり解説:『シムシティ2000』とは

sim-city-2000-001

アメリカのゲームメーカー「マクシス」により制作された、都市開発シミュレーションゲーム『シムシティー』の続編。前作でのトップビュー(真上からの見下ろし視点)仕様からがらりと変わり、本作では「クォータービュー(斜め上からの見下ろし視点)」を採用。マップに高低差が生まれたことで、前作では不可能だった「地形を利用した立体的な街づくり」が可能となった。

この変更に伴いトンネル、地下鉄、高速道路、バス停、駅、高架、ランプといった交通関連の施設も新たに追加され、前作『シムシティー』の難点の一つであった違和感満載の「鉄道一辺倒」の交通インフラについては、「より美しく現実的な景観」「多層構造を活かした見応えのある設計」が楽しめるよう本作では大幅に改善されている。

ほかにも「水道」「教育」「医療」といったインフラの概念や、一つで12万人(SFC版は10万人)が暮らせる「アルコロジー」が新たに登場するなど、ゲーム内容についてはまさに期待を裏切らない出来であったが、それと同時に膨大化したデータが仇となり「ゲーム中に高頻度でフリーズする」という何とも頭の痛い問題を抱えることに。スーパーファミコンで『シムシティ2000』を遊ぶには、何よりも先ず忍耐力が必要なのだ。

さぼろー

街づくりが進めば進むほど読み込むデータの量が増え、さらに動作が重くなるというジレンマ⋯⋯。遊べないというほどではありませんが、やはりやる気を削がれてしまいます。しかしながら「異常に長いロード時間」については一先ず横に置いて、個人的には「街の細かな作り込みが可能になった」ことで強く感じるコントローラーの不便さ、つまり「本作の内容とスーファミ用コントローラーとの相性の悪さ」こそが、ゲーム中に感じるストレスの最大の要因なのではないかと思います。要するに「遊ぶこと」が目的であれば、スーファミ版を選択することはオススメしません。

シムシティ2000(SIM CITY 2000)
  • メーカー:イマジニア
  • ジャンル:シミュレーション
  • プレイ人数:1人
  • リリース日:1995年5月26日

中古相場

箱説無し:300~500円 箱説有り:600~800円

ぽちろー

「シムシティー」と同じく、ワゴンやジャンクコーナーで大量に見つかるソフトだワン!ロムカセットのみで良いなら、ゲーム福袋を買っていればそのうち出てくるワン!

レトロゲーム販売 通販ショップの駿河屋

関連作品(家庭用ゲーム)

スーパーファミコン(SFC)

sabolog-thumbnail-001

スーパーファミコンで発売された「シムシリーズ」全5タイトルを一挙紹介!【さぼろぐ! Vol.2】

『シムシティ2000』の裏技

スタジアムの建設で45000ドル稼ぐ裏技

スタジアムを建設する際にチーム名を「たなからぼたもち」にすると50000ドル手に入り、建設費用を差し引いて45000ドル稼ぐことが出来る。

※当サイトにおいてゲームの「裏技」とは「特定のテキストやコマンドの入力」「バグを使用した技」などを指しており、通常プレイで再現可能な「小ネタ」「隠し要素」などに該当するものは含んでおりません。