ざっくり解説:「大物バスフィッシング 人造湖編」とは
「下野正希」プロ監修、「ナツメ」開発のフィッシングシミュレーションゲーム。基本的なゲームシステムは同氏監修の「下野正希のフィッシング トゥ バッシング」を踏襲しており、またゲーム内容も類似している。
本作にはバスを誘うルアーアクションやファイトといった要素は存在せず、キャスト、フッキング、ランディングまでそれぞれ1ボタンで完結し、フッキングのタイミングさえ逃さなければ後はほぼ確定(若干の運要素有り)で釣り上げてしまう。
「バスの居場所を探り当てるまでの過程」を楽しむことに的を絞っており、季節や時間、天候などの環境データを参考に、ポイント、ストラクチャー、ルアーなど様々な要素を組み合わせ解答を導き出す「パズル」に近いゲーム性を持った珍しいタイプの釣りゲームである。
ゲームの舞台となっている日本最大の人造湖「池原湖」には、膨大なデータを基に全500以上ものポイントが再現されている。
- メーカー:アクレイムジャパン
- ジャンル:フィッシング
- プレイ人数:1人
- リリース日:1995年6月30日
ざっくり解説:遊び方
「TOURNAMENT」モードで1年間のトーナメントを勝ち抜き、最終ステージの「グランドチャンピオン大会」で優勝することが目的となっている。ゲームクリア後にはオマケ要素として60cmオーバーに挑戦出来る「夢の大物トーナメント」が用意されている。
ゲームシステム
操作方法
十字キー:カーソル移動(上下)、ボートの移動(左右)、ルアーをシェイクする(上)、リールを巻く(下)
Aボタン:決定、キャストを開始する、キャストの強さを決める
Bボタン:キャンセル
Xボタン:セレクト画面を開く、ルアーを速く巻き取る
Yボタン:リリースする
スタートボタン:ゲームスタート、ポーズ
セレクトボタン:ラインをカットする
夢の大物トーナメント
チャンピオンシップトーナメントで3位以内に入り、エンディングの最後にアクレイムのロゴが表示された後Aボタンを押して「次の画面」を表示させる。その後タイトル画面で「トーナメント」モードを選択するとセーブデータの名前の横にカップのアイコンが付き、この状態で開始すると「夢の大物トーナメント」に参加出来る。
「大物バスフィッシング 人造湖編」の裏技
情報なし。
中古相場
箱説無し:300~500円 箱説有り:1000~1500円
関連作品
スーパーファミコン(SFC)
- 「下野正希のフィッシング トゥ バッシング」1994年10月16日発売
季節や天候によって変化するバスの行動をリアルにシミュレートしており、「実際のバス釣りに応用可能」という点を売りにしている本作。当時バスフィッシングを楽しまれていた方にとっては印象深い作品かもしれません。ゲーム性は「下野正希のフィッシング トゥ バッシング」とほとんど変わらないため、遊ぶだけならどちらか一本で十分でしょう。