テーマパーク【さぼろーの今更ゲームアーカイブ SFC編 Vol.50】

ざっくり解説:『テーマパーク』とは

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エレクトロニック・アーツからPC向けに発売されていた遊園地経営シミュレーションゲーム『テーマパーク』をスーパーファミコン向けにアレンジ移植したソフト。世界各地に存在する全10ヵ所の遊園地(テーマパーク)を経営し、それぞれに設定されたクリア目標を達成していくことがゲームの目的となっている。

一目でそれが何のための施設であるか分かるほどに突飛なデザインの建築物や、「遊園地経営」というゲームテーマのため、一見子ども向けの単純なゲームの様にも思える本作。しかしその中身は「収支の管理」は勿論のこと、「クレンリネス」「設備の耐久性とメンテナンス」「研究開発」などの専門性の高いゲーム要素がずらりと並ぶ本格派。さらにそれらは数値化されたデータではなく自ら観察して得た「来場客のリアクション」をヒントに進めていくという、なかなかに複雑なゲームシステム、ゲーム性を有する作品なのだ。

来場客一人一人の頭上に表示されたアイコンからニーズを汲み取り、必要とされる施設やスタッフの数を増やしたり、混雑しない導線を考えたり、あるいは「飲食店の味調整」「サイドゲームの勝率調整」といった細かな設定をも変更したりと、そのゲーム内容は本物の遊園地経営さながら。機能性だけでなく外観にもこだわり抜いた園内に思惑通りに人の流れ、期待通りのリアクションが返ってきた時にはこだわりの分だけの達成感が得られる。そんな味わい深い一本だ。

さぼろー

CS(顧客満足)やクレンリネスの概念をいち早くゲームシステムとして導入し、後のゲーム作品に多大な影響を与えた箱庭シミュレーションゲームの金字塔。ゲームデザイナーのピーター・モリニュー氏が「東京ディズニーランド」を訪れたことがきっかけとなり考案、開発されたという逸話もある作品です。確かにあの計算され尽くした園内の構成、人の流れをゲームで再現出来たら面白いですよね。

テーマパーク(theme PARK)
  • メーカー:エレクトロニック・アーツ
  • ジャンル:シミュレーション
  • プレイ人数:1人
  • リリース日:1995年12月15日

中古相場

箱説無し:300~500円 箱説有り:1200~1500円

ぽちろー

シムシリーズと同じくやや大人向けのゲームとあって、箱説有りで綺麗な状態の物がたくさん出回っているワン。コンプリートを目指すのであれば早いうちに選別して、美品を安く入手しておくことをオススメするワン。

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関連作品(家庭用ゲーム)

スリーディーオー(3DO)

  • 『テーマパーク』1995年7月21日発売

セガサターン(SS)

  • 『テーマパーク』1995年12月22日発売
  • 『新テーマパーク』1997年4月11日発売

プレイステーション(PS)

  • 『テーマパーク』1995年12月29日発売
  • 『新テーマパーク』1997年4月11日発売
  • 『テーマパークワールド』2000年3月16日発売
  • 『テーマホスピタル』1998年6月18日発売
  • 『テーマアクアリウム』1998年12月17日発売

プレイステーション2(PS2)

  • 『テーマパーク2001』2000年12月28日発売

ニンテンドーDS(DS)

  • 『テーマパークDS』2007年3月15日発売

SFCの「箱庭ゲーム」についてのまとめ記事

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『テーマパーク』の裏技

裏技情報はありません。

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