オセロワールド【さぼろーの今更ゲームアーカイブ SFC編 Vol.42】

ざっくり解説:『オセロワールド』とは

othello-world-001

『オセロワールド』は1992年4月5日にツクダオリジナルから発売された、同社の商標登録(現在は「メガハウス」に引き継がれている)である「オセロ」を題材としたスーパーファミコン用ゲームソフト。『不思議の国のアリス』や『ピノッキオの冒険』などの童話・児童小説をはじめ、『宝島』『リア王』『シンデレラ』といった文学作品、あるいは民間伝承に登場する総勢20名のキャラクターたちとオセロで対戦することが出来る。

「自由の国」「海の国」「空の国」「天空の城」とステージを勝ち上がるほどCPUのレベルも高くなり、特に「空の国」以降のステージについてはCPU側も極端な悪手は打ってこないため、オセロの基本戦術が完全に理解出来ていなければ勝つことは難しい。ただしゲームバランスの崩壊に目を瞑るのであれば、本作に用意されている「ヒント機能(使用回数の制限あり)」を使用すれば一手で流れを変えることも出来るため、オセロ初心者でもゴリ押しでゲームを進めていくことは一応可能ではある。

見事4つのステージを制覇したプレイヤーには、ラストステージ「聖域」を守る神のつかい「タメノリ」への挑戦権が与えられる。この勝負にも勝てるようならば、次はリアルワールドのオセロ大会に挑んでみるのも良いかもしれない。

さぼろー

オセロの心得があるプレイヤーにとっては、第3ステージまではCPUを0石狙いでボコボコにして遊ぶゲーム。第4ステージはそこそこ考えさせられるゲーム。第5ステージになってようやく駆け引きが楽しめるゲームになるのではないでしょうか。おそらくは歴代最強と謳われるオセラーがモデルであろう「タメノリ」戦は、さすがに体感で5~6手読みぐらいの印象です。もちろん実際の強さとは比較にすらなりませんが、SFC時代のコンピューターゲームとしては上々の出来なのではないでしょうか。あ、当然「ヒント機能」はナシですよ!まあ使い勝手が悪いのでオセラーにとっては役に立たない機能だと思いますが⋯⋯。

オセロワールド
  • メーカー:ツクダオリジナル
  • ジャンル:ボードゲーム
  • プレイ人数:1~2人
  • リリース日:1992年4月5日

中古相場

箱説無し:300~400円 箱説有り:600~800円

ぽちろー

スポーツやギャンブル系と同じく、今となってはゲームコレクター以外には全く見向きもされない部類のソフトだワン。箱説有りで状態が良い物でも安く手に入るので、好きなだけ厳選出来るワン。

レトロゲーム販売 通販ショップの駿河屋

関連作品(家庭用ゲーム)

SFCの「ボードゲーム」についてのまとめ記事

『オセロワールド』の裏技

裏技情報はありません。

※当サイトにおいてゲームの「裏技」とは「特定のテキストやコマンドの入力」「バグを使用した技」などを指しており、通常プレイで再現可能な「小ネタ」「隠し要素」などに該当するものは含んでおりません。