ざっくり解説:「スーパーブラックバス3」とは
スーパーファミコン用バスフィッシングゲーム「スーパーブラックバス」シリーズの第3弾。シリーズで初めて日本が舞台となっており、琵琶湖、河口湖、北浦(霞ヶ浦)といった実在する日本の湖を舞台に、JBジャパンプロトーナメント全6戦に挑戦する「バスプロモード」と、プレイする湖や自然環境を自由に設定可能な「バサーモード」の2種類のゲームモードが楽しめる。
専門用語が多く、気軽に始めるにはやや敷居が高いのがフィッシングゲームの難点だが、本作ではメッセージ中にヘルプ機能を使って都度詳しい説明を表示出来、ゲームを遊びながら釣りに関する知識が得られるよう配慮されている。
また本作は日本を代表するバスプロである沢村幸弘氏の監修の下、湖のデータ作成やタックルの選定が行われており、また釣り具メーカーの協力により、ゲーム中に登場するタックルのほとんどが実名での表記となっているなど、日本のフィッシングシーンを忠実に再現したリアル志向の仕上がりとなっている。
- メーカー:スターフィッシュ
- ジャンル:フィッシング
- プレイ人数:1人
- リリース日:1995年12月29日
ざっくり解説:遊び方
ゲームシステム
バサーモード:プレイする湖と環境を自由に設定出来るフリーモード。
バスプロモード:JBジャパンプロトーナメント全6戦に挑戦するストーリーモード。1戦は2日間に渡り行われ、2日間の合計重量の大きい順に、試合の順位を決定する。順位に応じてトーナメントの点数が加算されるほか、20位以内に入賞すると賞金が貰える。全6戦の合計得点数が最も高い者が「バスアングラーオブザイヤー」となる。加算される点数は以下の通り。
1位 | 2位 | 3位 | 4位~91位 | 90位以下 |
100点 | 99点 | 98点 | 97~11点 | 一律5点 |
操作方法(リトリーブ&ファイト)
Aボタン(リーリング):小刻みに押すとゆっくり巻き、長押しで速く巻き取る。リトリーブ中はA+Bボタンで強制ライン巻き取り、ファイト中は強制ラインカットする。
Bボタン:サミングする。
十字キー:プレイヤーを操作する。
ウェイ・イン(チェックと計量)
帰着時間は13時~14時の間で、プレイヤーの帰着時間は13時半と決められており、それを過ぎると失格となる。ウェイ・イン後は計量前にキャッチしたバスが生魚か死魚かをチェックし、死魚(エラは動いているが腹を見せている魚)の場合はマイナス100g、完全死魚(エラが静止している魚)の場合は0gとして計量される。
「スーパーブラックバス3」の裏技
情報なし。
中古相場
箱説無し:300~400円 箱説有り:700~1000円
関連作品
ファミリーコンピュータ(FC)
- 「ザ・ブラックバス」1987年2月6日発売
- 「ザ・ブラックバス2」1988年10月18日発売
スーパーファミコン(SFC)
- 「スーパーブラックバス」1992年12月4日発売
- 「スーパーブラックバス2」1994年9月23日発売
本作では前作までにはなかった「ショップ」が追加されており、大会で稼いだ賞金で買い物をして釣り具を揃えたり、ボート関連の商品を買ったりといった収集の楽しみが増えました。売られている商品のほとんどは実在する有名釣り具メーカーの商品で、買い物の際に「ヘルプ機能」を利用することで商品に関する知識や専門用語などについての詳しい解説を読むことが出来ます。釣りに関するあれこれを読んでいるだけでも楽しいですよ!