ざっくり解説:『SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦』とは
『ウルトラマン』『仮面ライダー』『機動戦士ガンダム』といった特撮やロボットアニメの超有名作品から数々のデフォルメキャラ(SDヒーロー)たちが大集合し、壮絶なバトルを繰り広げる人気ゲームシリーズ「コンパチヒーローシリーズ」の内の一つで、スーパーファミコン用タイトルとしてはシリーズ第1弾となる作品。同シリーズで初の見下ろし視点の任意スクロールアクションゲームで、ステージは全7面構成。世界観や舞台設定などはFCソフト『SDヒーロー総決戦 倒せ悪の軍団』を引き継いでおり、また本作で展開されるストーリーはその後日談となっている。
悪い怪獣や怪人を封じ込めていた「環境管理装置」の暴走によって、再び悪が蔓延るようになったSDネイションに平和を取り戻すため、今回選ばれたSDヒーローは「ウルトラマン」「ライダー1号」「ガンダム」の3人。どのヒーローも移動速度や通常攻撃(Bボタンのショット)の弾速・連射性は一定であり、かつ体力ゲージは共有のため基本性能の差はないが、敵との相性によって与ダメージに差が出るほか、エネルギーゲージ消費技である「特殊攻撃(Xボタン)」については効果・範囲・威力が異なる各ヒーロー固有のスキルとなっており、要所要所でのヒーローの使い分けがゲーム攻略のカギとなる。
プレイアブルキャラクターは他にも「ライダーV3」「ウルトラマンタロウ」「ナイトガンダム」とゲームを進めていくうちに追加されていき、最終ステージではSDヒーローたち総勢6人が揃い踏み。ゲーム中はRボタンでいつでも好きなヒーローに切替が可能だ。
- メーカー:バンプレスト
- ジャンル:アクション
- プレイ人数:1人
- リリース日:1990年12月29日
中古相場
箱説無し:400~500円 箱説有り:1800~2000円
SFCで発売された「コンパチヒーローシリーズ」は、なんと全16タイトル。内「ザ・グレイトバトルシリーズ」だけでも、外伝を含めて6タイトルもあるんだワン。千里の道も一歩から。先ずは手に入れやすいコレから始めると良いワン。
関連作品(家庭用ゲーム)
ファミリーコンピュータ(FC)
- 『SDバトル大相撲 平成ヒーロー場所』1990年4月20日発売
- 『SDヒーロー総決戦 倒せ!悪の軍団』1990年7月7日発売
- 『グレイトバトルサイバー』1992年12月25日発売
- 『バトルベースボール』1993年2月19日発売
ゲームボーイ(GB / GBC)
- 『バーサスヒーロー 格闘王への道』1992年8月7日発売
- 『バトルドッジボール』1992年10月16日発売
- 『鉄球ファイト! ザ・グレイトバトル外伝』1993年7月30日発売
- 『バトルクラッシャー』1995年1月27日発売
- 『スーパーパチンコ大戦』1995年6月30日発売
- 『ザ・グレイトバトル POCKET』1999年12月3日発売
スーパーファミコン(SFC)
- 『バトルドッジボール』1991年7月20日発売
- 『ザ・グレイトバトル2 ラストファイターツイン』1992年3月27日発売
- 『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』1992年11月20日発売
- 『バトルサッカー フィールドの覇者』1992年12月11日発売
- 『ザ・グレイトバトル3』1993年3月26日発売
- 『バトルドッジボール2』1993年7月23日発売
- 『ザ・グレイトバトル外伝2 祭りだワッショイ』1994年1月28日発売
- 『ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦』1994年1月28日発売
- 『バトルサッカー2』1994年11月25日発売
- 『ザ・グレイトバトル4』1994年12月17日発売
- 『バトルピンボール』1995年2月24日発売
- 『バトルレーサーズ』1995年3月17日発売
- 『スーパーパチンコ大戦』1995年4月28日発売
- 『スーパー鉄球ファイト!』1995年9月15日発売
- 『ザ・グレイトバトル5』1995年12月22日発売
キッズコンピュータ・ピコ(PICO)
- 『がんばれ!ぼくらのコンパチヒーローズ』1996年7月31日発売
プレイステーション(PS)
- 『ザ・グレイトバトル6』1997年4月11日発売
- 『スーパーヒーロー作戦』1999年1月28日発売
- 『スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望』2000年11月22日発売
『SDザ・グレイトバトル 新たなる挑戦』の裏技
裏技情報はありません。
※当サイトにおいてゲームの「裏技」とは「特定のテキストやコマンドの入力」「バグを使用した技」などを指しており、通常プレイで再現可能な「小ネタ」「隠し要素」などに該当するものは含んでおりません。
仮面ライダーV3の特殊攻撃「ハリケーン号」がとにかく強い。高速移動しながら敵を轢いてダメージを与えられるうえ、一定時間無敵の効果で「ダメージゾーンも無視出来る」ぶっ壊れスキルです。上手く使えば難関ステージも大幅にショートカット出来てしまいます。他のヒーローの特殊攻撃も、どれも使い方次第ではバランスブレイカーになるので、アクションゲームが得意なプレイヤーは「特殊攻撃不使用」の縛りプレイでもしない限り、とても遊べたものではないでしょう(ボス戦ですら一瞬で終わってしまいます)。まあそもそもキッズ向けのゲームだし、詰んでしまった時の救済措置として考えるとアリなのかな?自分も子どもの頃なら、ヒーローの必殺技で無双出来るのを単純に喜んでいたのかも⋯⋯。